素 Su

自分を知る・認める・活かす

心理学者のターシャ・ユーリックによると95%の人は「自分のことは自分が一番わかっている」と考えるそうですが、実際には約10%自己分析能力には欠陥があって、正確には把握できないとも言われています。
 
私は以前ネイルサロンの採用の面接を担当していたのですが、本人が「〇〇の経験があります」「アートが得意です」「店長やってました」さまざまなアピールを私は信じて、すごく期待しているのですが・・・
本人が言うほどでもなかったという経験を何度かしました。
 

自分の能力は正確には把握できないという研究結果も出ているようで、自分で自分のことを甘く見積もり、良いほうへ過大評価する傾向にある

 
この文章を読んだときに、腑に落ちました。
 
自分を良いほうへ評価することは、決して悪いことだとは思わないのですが、やはりありのままの素の自分を正しく知っていただき、それを認めて上手に活用していただきたいと思っています。
 
「自分のことを知っているようで知らない」
 
こんな言葉も耳にしたことがありますが、
ライス大学のハヨ・アダム教授の研究では「自己の理解が深い人ほど仕事で成功する
確率が高く、人生の満足度も高い」傾向を報告しています。
 
自分を知る方法は２つ
 
１つ目は、自己分析から自分の本質や特性を知り自己理解を深める。
→ これは自分自身で気づいていること
 
自分は何をしたら嬉しいとか
何をしたら怒るとか
こんなことされたら嫌だ
こういうことが好き
 
これは今まで生きてきた経験やその人なりの価値観など人それぞれだと思います。
 
普段落ちついて自分のことを考えたことがない方は、自分自身を掘り下げて考える時間を作り、
あなたが気づいていない、本当のあなたを知ることで
 
◇自分を丸ごと受け止めることができる
◇人と比べず、このままの自分を認めることができる
◇どう自分を生かしたらより輝くのかを知ることができる
◇自分を理解することで、相手を認め尊重することができる
◇自分が自分らしくなることを許可することができる
◇自分の得意分野がわかることで、それをさらに伸ばすことができる
 

 
2つ目は誰かに見つけてもらうこと
その一つとして【あなたの取扱説明書】を作成していきます。
→ これはあなた自身も気づいていないこと
 
この2つから「私は私のままでいいんだ！」と気づき、
自分の価値を感じられるようになります。
 
人との比較癖をなくし、自分らしく生きるための
学びをしていただきます。